Clean energy starts with sustainable solar panel design 

インテリジェントなデザインから始まるクリーンエネルギー

ソーラーテクノロジー

気候変動の影響を緩和するには、クリーンエネルギーへの転換が重要であり、ソーラーパネルはその転換を図るための主要な要素の一つです。このため、家庭や企業、公共施設などに電力を供給する太陽光発電の需要が高まっています。

2021年、ヨーロッパでは太陽光発電にとって過去最高の年となりました。米国では同年、新設された発電設備に占める太陽光発電の割合が46%に達しています。Solar Energy Industries Associationによると、太陽エネルギーは2030年までに米国の全発電量の30%を占めるようになるとしています1 Solar Energy Industries Association, The Solar+ Decade https://www.seia.org/solar-decade (accessed July 2022) 。一方、欧州委員会は、2030年までに欧州全域で少なくとも1,000ギガワットの太陽光発電を設置する目標の達成に意欲を示しています2 Source: European Commission: https://energy.ec.europa.eu/topics/renewable-energy/renewable-energy-directive-targets-and-rules/renewable-energy-targets_en (accessed July 2022) 。需要を満たす生産量が増える中、そもそもパネル製造工程はどの程度「環境に優しい」のでしょうか?また、太陽光発電の寿命が尽きた際、リサイクルはどのように行われるのでしょうか?

クリーンに製造されたソーラーパネルによるポジティブなネットインパクト

ソーラーパネルは、太陽電池セル、ガラス、アルミニウムなど、限られた原材料で構成されています。それでも製造するために、原材料を採掘する必要があります。原材料の採掘に続き、さまざまな部品を作る製造工程でも、エネルギーを必要とします。しかし、ソーラーパネルが設置されれば、CO2を排出しないクリーンなエネルギーが得られるため、全体での総排出量は大幅に削減され、相殺されます。また、ソーラーパネルの寿命が尽きた際の対応を見据えた、デザイン段階での検討が必要です。 

Example of sustainable solar panel design by efficient use and management of natural resources

グリーンデザインによる環境負荷の低減

デザインは循環型経済の中核を成します。製品による環境に対するインパクトの80%は、最初の段階、つまりデザイン段階で決まります。そして、いったんデザインしたものを元に戻すことは困難です。循環型経済は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「つくる責任 つかう責任」に対するマキシオンの取り組みと密接に関連する概念です。これは、天然資源の効率的な利用と管理に関するもので、廃棄物の削減と再利用により、クローズドループシステムを実現することを目的としています。

透明性とサステナビリティの融合

マキシオンはCradle-to-Cradle Certified®認証を取得しています33 Cradle to Cradle Certified is a certification mark licensed by the Cradle to Cradle Products Innovation Institute. For this certification, panels go through a rigorous evaluation of sustainable practices in the areas of material health, material reutilization, renewable energy and carbon management, water stewardship, and social fairness. Visit the Cradle to Cradle website for more information on the evaluation categories. 。これは、私たちの埋立廃棄物ゼロへのコミットメントと、「Declareラベル」の表示責任の継続的な履行を反映したもので、ソーラーパネルで唯一のものです。ILFI(International Living Future Institute)によって発行されたこの認証は、製造に使用された資材をリスト化することにより、高い透明性を提供しています。食品の成分表示のようにDeclareラベルに示されているとおり、私たちのソーラーパネルには有害物質が含まれないため、有害廃棄物の処理は必要ありません。これにより、リサイクルを促進することで、使用済みパネルが廃棄物の埋立地に送られるのを防ぎます。マキシオンは、事業を展開している各国のリサイクル専門家と地域レベルで連携しています。 

気候危機への対応

より多くの国や政府、企業がネットゼロエミッションによるクリーンエネルギーの達成を宣誓する中、太陽光発電はこの転換を実現する上で極めて重要な役割を果たすでしょう。マキシオンは、効率的でサステナブルかつ長寿命のパネルを開発し、急増する再生可能エネルギーの需要をサポートしており、ネットゼロの達成に欠かせない存在となっています。私たちは常に、世界で最も変換効率の高い、持続可能なソーラーパネルの製造に努め、生産するエネルギーと同じくらいクリーンなパネルをお届けしています。