SunPower Fab 4 LEED solar panels

グリーンビルダーによるグリーンビルダーのためのソーラーパネル

マキシオンIBCソーラーセルをLEEDゴールド認証工場で100%生産
企業
ソーラーテクノロジー

CLO兼ESGエグゼクティブスポンサー、リンジー・ウィードマン

気候変動との闘いは長く険しいものです。その闘いを制するには勇気、決断、そして何よりも、自分の基準をより高く掲げる意欲が必要です。マキシオンソーラーパネルは、業界最高の効率性と信頼性を誇るだけではありません1 トップメーカー20社のウェブサイトからIHSがデータシートの数値を調査した結果に基づく(2020年6月現在)。  ,2 Jordan, et. al. Robust PV Degradation Methodology and Application.PVSC 2018Cradle to Cradle Certified™ブロンズ認証を取得したマキシオンDCソーラーパネルは、グリーンビルダープロジェクトの追加LEED認証ポイントを獲得できる業界初のパネルとなりました。3 Cradle to Cradle Certified™は、Cradle to Cradle Products Innovation Instituteにより認可される認証マークです。 Cradle to Cradle Certified™は、人と環境の健全さにつながる安全性、将来の使用サイクル設計、サステナブルな製造のために、製品と素材を評価する多属性認証プログラムです。   メキシコで製造されたパネルの評価と独自の成分表示Declareラベル

今年初め、フィリピンのラグナにあるソーラーセル製造工場(Fab 4)がLEED®ゴールド認証4 LEEDは米国グリーンビルディング評議会の登録商標です。   を取得したことで、当社はサステナビリティのリーダーシップにおいてさらに一歩前進しました。この工場は、LEED認証を取得した5番目の施設です。私たちは、2020年8月時点で、マキシオンソーラーパネルの電力源となるセルの100%を、LEEDゴールド認証を受けた施設で製造していることを誇りに思っています。

サンパワーのLEEDゴールド認定施設5拠点マップ

なぜこれが重要なのでしょうか?グリーンビルダーとして定評を持つ私たちの多くの顧客が、ソーラーパネルの製造元もまた、同じ価値観を持っているということをこの認証によって確信できるからです。

サステナビリティのジャーニー 

2015年のFab 4の着工以来、私たちは5年の歳月をかけて、以下の6つの認証カテゴリーの指標すべてで優秀な成果に到達しました。 

LEED認証カテゴリー

LEEDゴールド認証カテゴリー

Fab 4におけるグリーンビルディング認定事例をいくつかご紹介します。 

サステナブルな工場

フィリピン・ラグナのSunPower Fab 4施設

フィリピン・ラグナのFab 4施設

Fab 4はフィリピンのビジネス中心地、ラグナ・テクノパーク内にあります。 60,850平方メートルの施設で、ここで生産されるMaxeon Gen 3セルがSunPower Maxeon 3パネルに導入され、世界中に設置されます。

建物の設計と建築のLEED認証(LEED BD+C)では、プロジェクトの建設による環境への影響が最小限であることを示すことができれば、サステナブルな向上として高いポイントが与えられます。工場開発段階では、約20%の緑化オープンスペースを確保できました。また工場へのアクセスは、公共交通機関や自転車など、効率的な輸送手段が簡単に利用できます。さらに重要なのは、Fab 4の管理棟のエネルギー使用量の50%以上が、マキシオンパネルを活用したオンサイトの太陽光発電システムで相殺していることです。ソーラーパネルはソーラーカーポートと食堂棟の屋上に設置しています。私たちは太陽光発電によって地域コミュニティと一緒に成長していきたいと考えており、カランバラグナ近くの高齢者や特別な支援を必要とする子供たちが暮らす「バハイ・ニ・マリア」に小さなオフグリッド方式のソーラーパネルシステムを寄付しました。  

LEEDソーラーパネル, ソーラーカーポート

フィリピン・ラグナのFab 4施設のソーラーカーポート

エネルギーと水利用の効率性

エネルギーと水利用は、私たちが長期的に進歩を実証してきた非常に重要な分野です。Fab 4では、すべての配管設備において水使用量を従来比で50.45%削減したことを実証しました。樹木を維持し、単一栽培の芝草からフィリピン原産の3種類の芝草に移行することで、恒久的な景観灌漑システムを不要にしました。  

同時に、照明、冷房・冷却塔など、ビルのエネルギーシステムを大幅に効率化し、ASHRAE 90.1 - 2007年の要件と比較してエネルギー消費量を16.7%改善しました。  

資材とリソース

この工場の建設廃棄物管理計画により、建設廃棄物の93%を埋め立てずに転用できました。建物の外壁には、既存の建物の96%の構造を再利用しています。

屋内空気の質

工事の屋内空気汚染を防ぐためのベストプラクティスとして、従業員アンケートを定期的に実施し、スタッフが快適に作業でき、健康を保つようにしています。 

革新

Fab 4の継続的な運営では革新的な考え方を推進しており、グリーンクリーニング、グリーン購入(リサイクル素材を使用した家具など)、廃棄物管理、そしてもちろん水およびエネルギーの使用量削減という新しい方針を掲げています。Fab4では工場の屋上にグリッドタイ方式の225kWpのソーラーパネルの設置を計画しています。 

私たちは、これまで達成してきたことや、サステナビリティにおける弊社のリーダーシップ、Powering Positive Change™(ポジティブな変化のパワーとなる)への取り組みを評価していただいたことを大変誇りに思っています。私たちの目標は、ソーラーパネルが生み出すエネルギーと同じようにクリーンな製造を行い、この地球にポジティブなインパクトを与えるパワーを世界中の人々に届けることです。 

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