Time Magazines Best Inventions

TIME誌が選ぶ「Best Inventions of 2019」

サンパワーソーラーを活用した3つのアイテムがTIME誌の2019年の最高の発明品に選ばれました。
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ソーラーテクノロジー
ソーラーパイオニア

毎年TIME誌は、世界をよりスマートで住みよい場所にする発明品を表彰しています。TIME誌の表彰では、オンライン申請プロセスにより、世界中の編集者や特派員からさまざまなカテゴリーのアイテムがノミネートされます。各アイテムは独創性、創造性、影響力、戦略、有効性などの重要な要素に基づいて評価されます。

TIME誌の2019年発明品リストトップ100の中で、サンパワーソーラーテクノロジーを活用したアイテム3つのソーラー製品メーカーの詳細をご覧ください。

オランダの自動車スタートアップ企業Lightyear は、クリーンモビリティの新たな可能性を切り拓いています。太陽光発電を用いたLightyearの画期的な電気自動車、Lightyear Oneは、1回の充電で最長725 Kmという信じ難い距離を走行できます。これまでにないレベルの自由なドライブが楽しめるようになるのも、もうすぐでしょう。サンパワーマキシオンのソーラーセルが初めて乗用車の車体にシームレスに組み込まれたのは、まさしくエンジニアリングとデザインの快挙というほかありません。私たちは、Lightyear Oneの戦略的な太陽電池サプライヤーとして、さらに、将来へのビジョンを掲げたLightyearの精神の支援者として選ばれたことを誇りに思います。

Lightyear One - Parked in the Sun.jpg

We Care Solar のポータブルソーラースーツケースは、都市部から離れた地方における自宅分娩の安全性を向上させています。サンパワーとフィリピンのStiftung Solarenergieとの提携により、米国カリフォルニア州の学生が組み立てたソーラースーツケースが都市部を離れたフィリピンの学校に60台設置され、照明と電力を供給しています。サンパワーは機器の品質チェックをボランティアとしてサポートし、導入の準備によりこのプログラムを後援しています。Stiftungは、地域のコミュニティと連携してシステムを設置する学校を選び、設置やエンドユーザーのトレーニングとフォローアップを行っています。

カリフォルニア州バークレーを本部とするWe Share Solarは、ヘルスケアと教育業界のエネルギーへのアクセスに力を注ぐ非営利組織、We Care SolarのSTEM教育プログラムです。


ビデオクレジット:Ninja Dog Studios www.wesharesolar.org

YOLKソーラーカウは、他のイノベーション賞に加えてTIME賞を受賞しました。韓国のスタートアップ企業は、発展途上国の人々が電力や教育のメリットを享受できるよう、特に児童労働のために学校を欠席しがちなアフリカの子どもたちの20%を対象とした活動を行っています。ソーラーカウとは牛の形をした大きなソーラー電源で、これを学校の外に置きます。毎朝、子どもたちは登校してくると「パワーミルク」と呼ばれる携帯型バッテリーを牛に差し込んで充電します。これらのバッテリーは子どもたちが学校で授業を受けている間、100Wのフレキシブルなサンパワーパネルによって充電されます。放課後、子どもたちはフルに充電されたバッテリーを各自の家に持ち帰ります。子どもたちの家族は、これまで電話に費やしていた世帯収入の最大20%を節約できるようになりました。さらに重要なポイントは、ソーラーカウならディーゼル発電方式にありがちな排気ガスの問題もないという点です。さらに充電が無料でできるので、家族が子どもたちを学校に通わせようと思うきっかけにもなっています。

Lightyear OneYolkWe Care Solar。これからの未来を先駆けるこれらの3つの素晴らしい発明に、もう一度、心よりお祝いの言葉を贈ります。制作者の皆さんはイノベーションを巻き起こし、変化をますます加速させています。私たちは、変換効率の高い太陽光発電テクノロジーを皆さんにもたらすことができることを誇りに感じています。