CEOジェフ・ウォーターズ
マキシオンソーラーテクノロジーズの最先端のソーラー製品は、気候変動との闘いのため、世界100か国以上の国々で活用されています。2020年、パンデミックが発生し、格差の拡大や気候変動の危機が顕在化する中、私たちは独立企業として新たな一歩を踏み出しました。私たちは目的意識を持ったグローバルな組織として、手を取り合えば世界をより素晴らしい場所にできると信じている世界160か国・12,000社以上の企業に加わることで、最大限のインパクトを与えることができると信じています。
本日、マキシオンソーラーテクノロジーズは世界最大の持続可能性イニシアチブ、国連(UN)グローバル・コンパクトに参加することを発表しました。 これは、ESG(環境・社会・ガバナンスの目標)の包括的なビジョンの実現に向けた大きな決断です。これから一年間、私たちは環境の持続可能性、社会的包摂、優れたガバナンスの推進という、私たちの揺るぎない取り組みを明確にする一連の活動を行っていきます。
マキシオンは製品だけでなく、環境や社会に配慮した製造方法についても、最高の水準を目指しています。マキシオンの高い変換効率パネルは、Cradle to Cradle(ゆりかごからゆりかごへ)製品認証を取得し、Declareラベルで原材料を表示した業界初のパネルです。8月に竣工予定のソーラーセル工場、Fab 4により、私たちはLEED®認定のソーラーパネル工場を世界の5拠点で所有・運営することになります。サステナビリティの開拓者としての遺産を誇りに思いますが、できることはまだたくさんあると考えています。
私たちの国連へのコミットメントは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に足並みをそろえたESG戦略の立案を中軸としています。このグローバルフレームワークは、2015年に国連全加盟国の193か国が採択した17項目の目標を示しています。これは、サービスを提供している100か国以上の国々でサステナビリティと脱炭素化に対する私たちのアプローチを拡大するための理想的な青写真となっています。
私たちのビジネスは、17項目のSDGsそれぞれに直接的・間接的に影響を及ぼしますが、マキシオンは次の4つの具体的な目標に焦点を当てています。
- エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
- つくる責任、つかう責任
- 平和と公正をすべての人に
- 人や国の不平等をなくそう
これらの価値観は、企業としても、文化としても、私たちが自分たちらしくあり、顧客や投資家の皆様に対して私たちが何をなすべきかを定義するMaxeonの価値観にもつながっています。世界をより良い場所にするために団結することは、私たちにとって特別な努力ではありません。それが私たちの行っていることのすべてであり、私たちの活動の方法と理由の根幹を形作っています。
2021年内には、この4つのSDGsのそれぞれの目標について、具体的な2030年のターゲットとコミットメントを策定する予定です。進捗状況を厳密に評価するとともに、業界固有の主要な投資家指標を毎年開示して、国際基準に準拠した報告を行います。
私たちは持続可能性に実際に関わってきた数十年にわたる経験から、綿密な計画がすべてであることを学んでいます。そのため私たちは、ESGの世界に向けた取り組みをシンガポールの新しい拠点からさらに拡大していくことに非常にワクワクしています。この仕事は時間がかかり、他の価値あるプロジェクトと同様、困難にも直面するでしょう。それでも、健全で環境に優しく、包摂的で公正な社会の創造に貢献できることほど嬉しいことはありません。その未来を実現するために、私たちは国連グローバル・コンパクトに参加します。
まさにこれが、Powering Positive Change™(ポジティブな変化のパワーとなる)の真髄です。