ファーウェイの全負荷型ハイブリット蓄電システム

住宅へ標準搭載進む!
太陽光+蓄電池の新機能

ソーラーテクノロジー

太陽光発電システムに蓄電池を併設する住宅が増えています。

電気代の削減効果が期待できるほか、非常用電源としてのニーズが注目されているからでしょう。そこで今回は、蓄電システムのメリットや機能について解説します。

太陽光パネルは日中に発電するため、住宅の太陽光発電システムで生み出される電力は、通常宅内で消費し切れずに余ってしまいます。この余剰電力を、従来はFIT(再生可能エネルギーの固定価格買取制度)を活用して売電していましたが、住宅用太陽光発電の売電単価は現在1kWhあたり17円まで下がりました。1kWhあたり20円台後半から30円近い電気料金単価と比べると、割安なので、現在はできるだけ自家消費して、外部から電気を購入しないように住宅用太陽光発電システムを活用するというのが、経済的な運用方法なのです。

そこで利用が拡大しているのが、住宅用の蓄電システムです。2021年度上期の住宅用蓄電システムの出荷台数は約6.6万台で、前年同期比10%増加しました。これには、コロナ禍によって非常用電源としての価値が再認識されている側面もあるようです。というのも、自然災害が発生して停電が長期化した場合、住民は避難所などへ避難しなければならなくなりますが、コロナ禍では〝三密〟を避けなければなりません。住宅に蓄電システムがあれば、自宅で日常と変わりなく家電製品を使いながら、不自由なく待機できるのです。

そこで利用が拡大しているのが、住宅用の蓄電システムです。2021年度上期の住宅用蓄電システムの出荷台数は約6.6万台で、前年同期比10%増加しました。これには、コロナ禍によって非常用電源としての価値が再認識されている側面もあるようです。というのも、自然災害が発生して停電が長期化した場合、住民は避難所などへ避難しなければならなくなりますが、コロナ禍では〝三密〟を避けなければなりません。住宅に蓄電システムがあれば、自宅で日常と変わりなく家電製品を使いながら、不自由なく待機できるのです。

 

こうした事情もあって、人気が高まっているのが、停電時に宅内すべての家電製品を使用できる全負荷対応の蓄電システムです。新たに太陽光発電システムと蓄電池を設置する家庭の多くは、太陽光発電システムと蓄電システムのパワーコンディショナが1台で済むハイブリッド型でかつ全負荷対応の蓄電システムを採用しています。

ただ、全負荷対応といっても、短時間で蓄電容量が空になってしまっては本末転倒です。その点では、家庭の電力消費量や非常時の用途によって、必要な蓄電池の容量を確認しておくべきでしょう。また、停電時に電気自動車やヒートポンプ式の省エネ給湯器と連系できる蓄電システムや、停電時に太陽光発電用のパワーコンディショナを通常どおり使用できる機能を持つ製品もあるので、ニーズに合った蓄電システムを選ぶようにしましょう。

ファーウェイの全負荷型ハイブリット蓄電システム

競争力のある海外メーカーのハイスペック蓄電池

確かに、蓄電システムは高額です。最近は半導体などの材料不足や原材料高の影響で、一部のメーカーが値上げを検討していますが、その一方で、競争力のある海外メーカーが日本で製品を販売するようになり、海外製の蓄電システムの売れ行きは伸びているようです。

実際、中・ファーウェイの蓄電システムは、価格においても、機能においても、バランスがとれており、人気が上昇しています。同社は、2021年1月にJET(電気安全環境研究所)認証を取得し、4月に住宅用ハイブリッド型蓄電システム、『LUNA2000』を日本で発売しました。同社は、全負荷対応の製品を用意し、停電時には5秒以内に蓄電池からの給電に切り替わる機能を搭載しています。そのうえ、100Vと200Vの同時出力を可能にし、様々な家電製品へ電力を供給できるように設計しています。特筆すべきは、蓄電容量の拡張性でしょう。容量5kWhの1ユニットに充放電機能が搭載されており、最大6ユニット計30kWhまで増設(※)できるのです。

安全面も充実しています。長寿命で安全なリン酸鉄リチウムイオン蓄電池が使用されており、直流アーク放電を自動で検出・遮断するAFCI(アーク障害回路遮断)機能が備わっています。とくに直流アークの検出後0.5秒内に回路が遮断されるという高度な機能まで搭載されています。なお、同社は充分に在庫を確保し、コロナ禍による製品の供給体制には支障がなかったようです。

ともあれ、蓄電システムの活用で、鍵を握るのは、太陽光パネルの性能と耐久性です。蓄電システムは、長期に亘って活用し続けなければ、経済性が見込めないからです。その点では、高効率かつ長寿命なマキシオンパネルは、蓄電システムとの相性が抜群です。マキシオンジャパンでは、ファーウェイ製の蓄電システムとセットで新しい太陽光発電システムを提案していて、システム機器としての保証も業界最長となる20年を提示しています。性能と保証が最高峰の住宅用太陽光発電システムをお探しの方にとっては、最良の選択肢ではないでしょうか。

(※)マキシオンでの取り扱いは、5, 10, 15kwhとなります。