革新的なサンパワーマキシオンソーラーを使用したソーラーのパイオニアが、2年連続でTIME誌の「今年の最も優れた発明品」の1社として選出されました。Loon(旧称Project Loon)は成層圏を飛ぶ巨大な気球の革新的なネットワークの創始者・事業者として、TIME誌の編集者と特派員により「私たちの生活を変える100のイノベーション」の年次リストに選出されました。
Loonの高高度気球は、自然災害の被災者数十万人にインターネット接続を緊急提供するほか、サービスが欠如または不十分な世界中の無数のコミュニティを支援しています。Loonネットワークはペルー、プエルトリコ、ケニアなどで実用化されており、宇宙に手が届くほどの上空から4Gインターネットが必要とされている場所に重要な通信網を提供しています。
マキシオンソーラーテクノロジーズは、Loonのソーラーテクノロジーパートナーとして、搭載されているナビゲーションシステム、気圧システム、気象監視装置、充電式バッテリーなどに電力を供給する専用のソーラーパネルを提供しています。これは2013年に始まった長期的なパートナーシップで、マキシオンはLoonの動力を提供し、これまでに飛行距離4000万キロメートル以上、時間にして100万時間以上の飛行を実現してきました。
長時間の飛行で優れた業績を達成
数年前までは、1機のLoon気球が成層圏で飛行できたのはほんの数日間でしたが、近年、プエルトリコから打ち上げられたLoon気球HBAL703がメキシコに着陸したのは、打ち上げからなんと312日後のことでした。この10か月以上に及ぶ驚くべき功績は成層圏飛行の記録を樹立しただけでなく、Loonネットワークの価値も確実に実証しました。気球の飛行可能な時間が延びれば延びるほど、インターネット接続を必要としている大勢の人々が利用できるようになります。
そして、インターネット接続の重要性もかつてないほど高まっています。コロナウイルスのパンデミックに対応するため、現在、Loonの気球艦隊はケニアの西部から中央部の5万平方キロメートルにわたってインターネットサービスを提供しています。これは地元の通信事業者テルコムケニアとの共同事業で、世界的な健康危機が続く中、ケニア国内で救急サービスをはじめ家族や友人とのやり取りを可能にし、救命にも役立っています。
さらに昨年のTIME誌の「Best Inventions of 2019」では、マキシオンソーラーパートナー3社が選ばれました。オランダのソーラーカーメーカーLightyear One、韓国のスタートアップ企業YOLKソーラーカウ、米国拠点のポータブルソーラーイノベーターWe Care Solarが、それぞれ、独創性、影響力、有効性を評価されて表彰されました。
私たちは、世界をより良い場所にするために尽力しているこうしたソーラーパイオニアたちの偉業に貢献できることを誇りに思っています。最先端のソーラーテクノロジーをもってすれば、不可能なことは何もないことを常に胸に刻んでいます。そして、Powering Positive Change™(ポジティブな変化のパワーとなる)という私たちの夢を世界中で達成するための原動力にもなっています。
フランスのサンパワーブランドのパネル製造現場で、マキシオンセルを検査する作業員。